エコキュートとエネファームの今後は・・・

2013-08-04

エコキュートとエネファームの未来は明るい?

私達が家庭で生活をおくる中で、電化製品や給湯など、さまざまなエネルギーを使用しています。地球温暖化防止のためには、エネルギーの消費量をより少なくし、CO2の排出を抑える省エネ住宅の建築を希望する人が年々増加しています。

この省エネ住宅を建築する際に、エネルギーの消費量を抑え、CO2を削減する方法として、比較検討されるのが、エコキュートとエネファームです。エコキュートとエネファームの名前は似ているのですが、基本的な仕組みはまったく違います。

最大の違いは、エコキュートは給湯器であるのに対して、エネファームは自宅で電気もつくることができる燃料電池兼給湯器なのです。

エコキュートはヒートポンプ技術によって、給湯能力を高めるとともに、深夜電力を活用してお湯をつくるという省エネ技術であり、発電はしません。一方エネファームは、燃料電池という新しい家庭用発電機器で、発電を行う際に生じる廃熱を有効活用してお湯をつくることができるというコージェネレーションシステムなのです。

エコキュートは、技術開発も進み、性能アップやコストダウンも実現し、現在では補助金は見送られています。エコキュートの導入が100万円以下で出来るのに対し、エネファームは補助金を利用しても100万円以上のイニシャルコストがかかってしまいます。

そういう点では、エネファームは、まだまだ発展途上の技術だといえます。
現在でも研究、開発が熱心に行われており、これからコスト面でもエコキュートのように100万円以下で導入できる可能性があります。今後も、まだまだ目が離せない、エネファームとエコキュートの未来に期待したいですね。


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